1分で話せ~プレゼンの極意~

おすすめ本

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どうも、超超ロングストーリー執筆家 ふみをです。

 

本日は特に就活生に読んでもらいたい記事です!

プレゼン能力はこれから求められますよね。

その中で、

相手に伝わらない、全然面白そうに話聞いてくれない

みたいなことで悩む機会が多くなるのではないでしょうか?

そんな悩みを解決するであろう本の紹介です!

「1分で話せ」

その内容の要約をふみをなりにしてみました!

 

1分で話す必要性

そもそも何で、1分で話さなくてはいけないのか?

それは、1分で話せない内容は、ほぼ誰も理解できないからです!

 

他人はあなたの話を80%聞いていない

あなたが頑張って作った10分間の傑作プレゼン中も、

聴衆の頭の中は、

「眠い」「暑い」「疲れた」

などいろんな感情で埋め尽くされ、

そもそも、あなたの話す情報を100%受け取る準備はできていない場合が多いです。

その証拠に、

本題で話した内容を、質問で聞かれ、

「さっき言ったんだけどな~」

と思う経験があると思います。

 

 

でも、自分の考えた内容は、

やはり相手にわかってもらいたいですよね!?

であれば、

そもそも相手は自分の話を8割聞いてない前提で、

それでも頭に残るプレゼンにしなければならない!

 

 

それが1分で話すことの理由です。

結果として1分でまとめることが、

自分のプレゼンの趣旨を固めることの助けにもなりますしね!

 

なんのためにプレゼンするのか

まず、どうプレゼンするかの前に、

考え方のお話です!

 

「このプレゼンのゴールは何か」

「このプレゼンを伝える相手は誰か」

 

の意識を強く持ちましょう!

 

そしてプレゼンは

そのターゲットに次なる行動をおこしてもらってなんぼです!

 

ビジネスであれば、例えば、商品を買ってもらうとか。

面接なら、自分を採用してもらうとか。

 

ゴールを意識して、

ゴールにたどり着くまでの、道のりをデザインしましょう!

 

伝える前の整理ノート

 

1分で伝えるための重要要素

ここからはより上手に相手に伝えて、

プレゼンの目的を達成するための方法論をご紹介します。

 

主張と根拠をロジカルにつなげる

相手に動いてもらうためには、まず納得してもらわないと!

自分の意見を主張し、根拠も話した!

聞き手の顔を見たら

なんか渋い顔してる…

理解されていない…?

 

 

こんな経験はありませんか?

 

そんなあなたは、聞き手が納得する論理になっていないかも!

 

「あれ?本当にそうかなあ?」

 

と思われている可能性が!

 

 

プレゼン中に聞き手にこの体験をさせてしまった時点で、

その後の話は聞き手に入ってきにくくなります。

せっかく最初は聞く気満々だった聴衆の

やる気を削ぐことは避けたいですよね。

 

ポイントはロジカルに考えることです!

ロジカルってなんか難しそう…

と思うかもしれませんが、

難しく考える必要はありません。

意味がつながっていればロジカルだと、考えましょう。

主張と根拠をいつもセットにして考えることが重要です。

 

A「わたしはこの家が好きです。なぜなら大きいからです。」

B「わたしはこの家が好きです。なぜなら住みやすいからです。」

 

どっちがよりロジカルだと思いますか?

 

 

答えはBです。

わからない人もいるでしょうから解説します!

 

”家が大きい”からは、

「住みやすい」というメリットの一方で、

「掃除が大変」という自分にとってのデメリットが考えられます。

 

人によっては、家が大きいことは家が嫌いな根拠になるのです。

なので、ロジカルとは言い切れないわけです。

 

一方で、”住みやすい”は、自分にとってのメリットです。

メリットがある家→好きは論理の飛躍がないと考えられます。

このように相手が疑問を持ちにくい主張と根拠のセット

意識して話すことで

相手の納得度が高まるでしょう。

 

明確なポジション取り

ペラペラと自分の意見を喋って、

伝えたいことは言えた!

 

そしたら相手から一言

 

「ふーん…。で??」

 

 

「で?ってなんだよ!?あんな一生懸命話したのに!!!!💢」

 

 

というあなたは、話に結論がないのかも。

 

次の2つを比較してください。

 

A「この施策によって売上が〇パーセント上がりました!ユーザーの評価も★3つです!」

B「この施策は今後も続けるべきだと考えます。理由は売上上昇と、ユーザーからの高評価です。」

 

この場合、Bには結論が入っていて、聞き手はあなたの主張がよくわかります。

しかしAは、事実の羅列だけで、結局何が言いたいのか定かではありません。

 

「良いのか悪いのか」「やるのかやらないのか」といった

明確なポジション取りを意識しましょう。

 

これをする事で、聞き手はあなたの主張を理解し、

リアクションをとりやすくなります!

日本人は明確なポジション取りが特に苦手なようなので、強く意識しましょう!

 

イメージを浮かばせて感情をゆさぶれ!

ポジションをしっかりととった主張で、根拠も論理的。

しかしまだ不十分で、

これだけでは聞き手は、

あなたのプレゼンにいいね!を押してくれません

 

人は、

頭で具体的にイメージできないと、実際に行動をとってくれない

と考えましょう。

 

次の文章を読んでください

 

「自転車の路上駐輪はやめましょう。警察に見つかれば没収されるからです。」

 

これを読んで、

自転車を没収される→不便→だから無断駐車はやめる

と納得してくれても、実際には路上駐輪をやめてくれる人は少ないかもしれません。

 

そんな時にもっと具体的にイメージをしてもらう言葉をつけ加えましょう!

 

「想像してみてください。自転車を没収され、家までの5 kmを歩いて帰ることを」

 

これだけで、

没収された後の不便さを明確にイメージできるので、

やめる人は増えると予想できます!

 

より具体的なイメージを沸かせるときに、よく用いられる魔法ワードのひとつが

「例えば」

です!

 

主張と根拠に付け加えて「例えば(事実)」を述べるだけで

聞き手は、イメージがしやすくなるため、感情が揺さぶられやすくなるのです!

 

 

 

この3点を意識しながら、プレゼンをしていくために用いられるツールが

皆さんよく目にしたことがあるピラミッドストラクチャーです。

これを使うことで、上記3ポイントが意識しやすくなるので、おすすめです!

ピラミッドストラクチャ

 

知っトク!覚えてもらうための「超一言」

ここまで1分で相手に伝えるための重要事項を3つ挙げてきましたが、

ここで、

聞き手を行動に促し、

さらに半永久的に覚えてもらうための手法をご紹介します!

 

次の問いに答えてください

Q.あなたの特徴を教えてください

A.はい!わたしの特徴は3つあります。「楽観的」「影響力大」「思いやりある」です!

 

簡潔で、わかりやすい答えですね!

しかし就職活動中、何百人と面接をしてきた面接官の立場に立ってみてください。

3か月後も覚えてくれているでしょうか!?

それはなかなか、難しいかもしれませんね。

最終面接の社長の立場に立ってみてください。

もしかしたら、印象に残っていないかもしれませんね。

 

 

しかし、次の回答ならどうでしょう

B.わたしは、ずばり「モンキー・D・ルフィー」のような人間です。

「楽観的」で………….

 

これなら、面接官も社長も

「あ、モンキー・D・ルフィーだ!確か、楽観的で、、、」

と覚えていると思いませんか?

 

この本では、

自分の伝えたいことをぎゅっとまとめた

「超一言」(キャッチフレーズみたいなものです!)

を準備しておくことを推奨しています!

 

聞き手は、他の内容は忘れても

自分の伝えたいことすべてを盛り込んだ

「超一言」だけは覚えていて、

そこから記憶を呼び起こすことができるのです!

 

すべてを包み込んだ一言を考えるのって、結構難しいです。

(少しでも意味の間違ったワードチョイスをすると、内容の誤解を招きますし)

が、

聞き手の心に響き、次のアクションをおこしてくれるプレゼン

にするために考え抜くことをおすすめします!

 

最後に

どうでしたか?

1分で伝えることの大切さが少しでも伝わり、

読者の皆さんが、

1分で話す努力を始めてもらえたら、

今回の僕の記事は目的達成です!!

 

この説明だけでは、

まだ始められないという方は、ぜひ「1分で話せ 著 伊藤羊一」読んでみてください!

 

今回紹介した方法論以外にも、

・プレゼン本番意識する4つのポイント

・プレゼンしている自分を客観的に見るために

・ケーススタディ(上司への提案の仕方・会議のファシリテーター時の進め方etc…)

こんな内容が詳しく書かれていて、面白いです!

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